どうも、ショコラと名乗っている者です
トリプルバトル Advent Calendar 2023の20日目の記事担当となります
既に全て読んでいるとは思いますが、まだの方は下記のURLから全部読みましょう
adventar.org
今回は時々考察を行い、去年のアドベントカレンダー寄稿構築でも使ったニドキングを、去年とは異なり手持ちのポケモンを制限することなく何とかして普通のパーティで活かしてやろう、と考えた構築となります
以下常態
経緯
去年の初代統一で岩とフェアリーへの耐性欲しさとサブアタッカーとしてニドキングを採用し、その何かいい感じの性能に惚れた自分は何とかしてこいつを縛りなく使ってやることが出来ないもんかと考えていた。
その結果メガシンカポケモンをマンダやリザと色々と変え、単純に珠を持ったアタッカーとして、はたまた特化してスカーフを持つことによってテラキを抜きながらメガマンダ等を安定して倒せる叩き役として使ってみたが思い至った。
Sに振ったこいつ使いこなせない
脆い。滅茶苦茶脆いのである。
もう本当に脆い。タイプ上有利なはずのニンフィアのハイボだけで致命傷になるくらいに耐久に振れないニドキングは脆い。後Sに振っても抜ける相手に旨味がない。
そこでニドキング個人の長所をいつも協力してくれる友人と再考してみた。
挙がった主な長所は...
・格闘への耐性がある(打点がない)
・ニンフやクチートにタイプ上有利
・ドランやガルドへの打点がある(耐性がない)
・地面タイプなので岩への耐性があり。岩タイプを主軸としたアタッカーへの反撃が可能
・タイプ上不利ではあるがランドロスに冷凍ビームで対抗することが出来る
(眼鏡ニンフのハイボ2回耐えだとほぼ倒せない)
・電気に強い
これらの要素からガルーラとニンフへの相性がいいなーとなり、ならスタンにするかという感じで考察がスタートした。
構築及び個体解説
最強
今回は継戦能力を重視してある程度耐久に振っての採用となった
威嚇のない相手に対しては初手で、威嚇がある場合は大体最後に出てくる
初手の場合は猫を絡めて他のメンバーのサポートをしながら、捨て身不意打ちで雑に削っていく
守るもあるのでかなりしぶとく、事故がなければ一体か二体は安定して持っていった
最後に出てくる場合は他のメンバーが頑張って削った相手をプチプチとなぎ倒していくのが仕事となる
ニドキングが前歯を当てた相手を等倍であればほぼ確実に持って行ってくれた。しあげはおかあさん。
後は格闘技が入れば完璧なのだが...
(ニドキングが要らなくなる)
第二の最強
おなじみの控えめ汎用ニンフで、ガルーラと違いほぼ初手に選出されて雑に削りを入れる
ワイガを阻止しながらハイボを打ってるだけで相手のパーティはほぼ半壊している
ドランへの対抗策としてめざ地を入れているが、
ニドキング以外にもミトムが対抗策として機能するため、手助けなどの他の技にしてもいい感じだと思われる
雑に削りを入れてとどめは他のメンバーに任せるはず…なのだが、通りのいい相手にはガルーラやアローと組んで
ニドキングに出番を作らせずにバトルを終わらせてしまう
便利屋
この構築のバレルやトリルのきつさを軽減し、こいつの苦手な奴を
ニドキングによって対策することが出来るという想定から入ってきた
ミトムの枠がサンダーだった頃はハチマキを持ったスイーパーだったが、ミトムに代わったことでこの
ポケモンも便利屋に
ジョブチェンジした器用な奴
大体初手から飛び出してきて、ブレバによる削り、追い風による全体へのサポート、横取りとファスガによるニンフへのサポートなど本当に色々やる
色々出来すぎてニンフやガルーラと組んで
ニドキングのお仕事を奪う原因になった
器用すぎるのも困りものである
一家に10台は欲しいクソ便利な洗濯機
元々この枠には壁張りサンダーを入れていたが、
雨パが重い!!となりこの
ポケモンと交代になった
ファイアローを出しづらい時に初手で飛び出し、横取りを用いたニンフのサポートをしたり、10万やドロポンで相手の
ポケモンに削りを入れるのがお仕事
鬼火はズキンいるけどまだ物理が重いなーとなり入れた自由枠
正直壁や守るの方が安定するが、このパーティにおいては悪くないと考えている
コイツ入れるだけで雨パへの勝率がマシになったので補完の重要性を改めて実感した
物理とトリルきつくねーかとなって入ってきた威嚇役
物理相手には初手で飛び出してきて威嚇を入れつつ、
猫騙しによる味方のサポートを行う
ニドキングの苦手な
ランドロス相手にめっぽう強く、タイプと耐久を活かして無理矢理耐えながら叩きでサポートをしてくれた
反対にフェアリー相手にはどうしようもないため、
ニドキングと交代しつつ猫だましをもう一回使えるようにして機が来たらまたサポートを行う
ニドキングの居場所を奪うことなく的確なサポートをしてくれた
ギャラドスに続く愛人でとても使いやすかった
挑発はトリルへの対策で入れているが、ニンフアローがトリルへの対策として想像以上に強かったことから、場持ちをよくするために見切りを入れてもいいかもしれない
今回の主役
色々やって結局HCぶっぱのチョッキ持ちという去年使った構成に至ってしまった
豊富な技をちからづくによる火力増強でそこそこの火力で放ちつつ、毒地面という独自の耐性を活かして戦う(なおタイプの独自性はドオーによって失われた)
このそこそこの火力というのが面倒で、等倍で相手に当ててもほぼ確定二発にできない
そこで今回は倒すことよりもより安定した削りを重視して怒りの前歯を採用した
(命中安定しないじゃんなどと言ってはいけない)
前歯を当てればよほどの
ポケモンでない限り他のメンバーが倒してくれるだろうという想定を前提としたかなり他力本願な型
基本的にはチョッキによって行動回数を増やしながら、前歯と三つの技によって削りを入れる、あわよくば倒すということを目的としている
特殊相手には結構強く、マンダニンフドランくらいであればかなり余裕を持って競り勝つことが出来る
クチートに関してもA1段階上昇の不意打ち程度までは何とか耐えてくれるので返り討ちにすることが可能と結構いい感じの仕事をすることが出来る愛いヤツとなっている
ただ削りやこいつの耐性を使った受けが必要ない相手は大体ガルニンフアローが叩き潰してしまうためお留守番なことが結構あった。悲しい...
こいつでメガボーマンダとドランを倒し、怒りの前歯でクレセを削ってガルーラが倒せるように削れた時がこのパーティ使ってて一番気持ちよかった
余談だがこの
ポケモンに入れている
ヘドロ爆弾という技、最高火力兼フェアリーメタとして採用しているが、
勝手に4つのタイプに半減にされるし鋼には無効にされて突ける弱点2つだけの毒タイプの通りが貧弱すぎて最高火力として使う場面があまりない。
じゃあフェアリーメタとしてはどうなんだということだが、
wiki振りニンフへのC特化ヘドロ爆弾→
79.5%~95.2%
仕方がないことかもしれないがニンフが倒せない(耐久無振りなら倒せるがそんな奴いる訳がない)
これらの事情から自分としてはこの技に代わって他の技を入れることも考えられるのではないかと考えている
入る技の候補としては
火炎放射
10万ボルト
不意打ち
これら三つの技の内のどれかになるのではないかと思われる
個人としては無効にされづらく
リザードンへの対抗策となりうる10万か、火力は出にくいが便利な先制技の不意打ちではないかと考えている
次考察する時には試したいが、他の方の考えも聞きたいので意見貰えると非常に嬉しいです
選出・立ち回り・使用感など
相手がフェアリーによほど厚いとかでない限りニンフはほとんど初手に選出され、ニンフのハイボを通すために相手のパーティの形を見てアローかミトム、後1枠は相手のパーティを見て決める
威嚇欲しいならズキン、威嚇がないか通りが良くて削っていけそうならガルーラ、フェアリーへの耐性が欲しいなら
ニドキングといった感じ
妨害しながらニンフで全体的に削り、最後は他の奴らで敵を倒すことが多かった
ニドキングは最後の特殊アタッカー相手の詰めとしては結構有能だったし、ガルーラと並べると結構気持ちよく使えた
勝率は6割ちょい
ワイガがないのでギミックパがかなりきつく押し切られてしまうことが多かった
だが少なくとも
ニドキングの居場所を作ってやることができ、使ってて楽しい構築だった
準伝なしとしてはそこそこまとまったのではないか思っている
最後に
長々と書いてしまいましたがここまで読んでくださり本当にありがとうございました
読んでくださった皆様、そしてこの構築を組む際に相談に乗ってくれたZo-motsuに大きな感謝を
ではでは